SymbianOSについて徒然①

ちょっと前にSHARPもSymbianOSを採用した携帯端末を2005年に発売することを発表して、Symbian陣営の富士通三菱電機・シャープとLinux陣営の松下&NECに分かれました。松下・NECは900iから協業しているので、また同じような操作感の端末になるのかな。三菱はD900iで苦労したのでしかたなく富士通にくっついたような感じ。シャープはLinuxザウルスを発売していたので、Linux陣営になると思われましたけど意外です。
SymbianにしろLinuxにしろ一長一短で、下っ端プログラマの立場から言えば、どちらに移行するにせよ、かなりしんどいことになりそうな予感。もともとUNIXプログラマだったので、Linuxの方が親近感があるし、Web上にごろごろ情報がころがっているので、取っつきやすい気がしないでもないが。あと、SymbianGUIよりはGTK+の方がいろいろ出来て、メーカ色を変えやすいと思うんだが。でもその分、製作量が多くなるのはデメリットかも。もともとが携帯端末向けのSymbianの方が携帯電話を作りやすく出来ているし、プラットフォームに包括されている機能が多いので、トータルで考えると楽なのかもしれない。
でも情報が少ない(とくに日本語)のがちょっと困るんだよね。現状12000円の本1冊しか発行されていないし。内容的にはよく出来た本だったけど、SDKのCDいらないので5000円くらいにしてくれよ・・・。